ChromebookでDartの開発環境を構築する
- 2014/02/24
- 02:01
マイナーネタですが、ChromebookでDartを動かすための手順を紹介します。
安くかつLinux系が動くノートPCを探し、Chromebook Acer C720にたどり着き、現在愛用しています。
設定のメモがてら、紹介します。
Chromebookは、amazon.comで購入後、アメリカの転送サービスを使いました。
適当にぐぐれば情報が出てくるはず。
Acer C720 Chromebook (11.6-Inch, Haswell micro-architecture, 2GB)
お値段は$200ですが、為替、送料、転送サービス、関税もろもろで27000~28000円くらいです。
注文してから自宅到着まで2週間程度でした。
ChromebookでDartの開発環境を整える方法は2つあって、
1つはChrome OSをDeveloper Modeで起動して、Linux環境を作成する方法。
2つ目は、Web IDEを使って開発する方法です。
Web IDEで開発しても、実行の方法がないんじゃない?と思うのですが、何か手はありますかね。
私は今のところ、Dartで開発されている、Chrome Apps上で動作するWeb IDE Sparkに期待しています。
https://github.com/dart-lang/spark
※今は動かないですが、活発にコミットされているようです。
Sparkがそこそこ動くようになれば、Chrome OSから起動できるようになり、
Sparkがdart2jsをjs変換したものを搭載することにより、
問題なく開発できるようになるのではないでしょうか。
。。
ということで、Chromebookに別途Linux環境を構築する方法です。
http://www.howtogeek.com/162120/how-to-install-ubuntu-linux-on-your-chromebook-with-crouton/
ざっくり、上記URLのcroutonを使って、
ChromeOSをdeveloper modeで起動し、
xfce4環境を構築してつかっています。
croutonで構築した環境は非常に便利で、
ChromeOSとxfce4環境を並行に立ち上げて、ショートカットで双方を切り替えれます。
それだけだとあれなんで、追加の設定などなど。
(1) keybindingの変更
Chromebookはcapsの位置にSuperkey(SearchKey)を設定していて、押すと検索できるようになっています。
xfce4環境では不要なので、xmodmapで左ctrlとswapしちゃいます。
c720でのやり方は以下を参考にしました。
http://askubuntu.com/questions/279822/chromebook-map-search-key-to-ctrl-ubuntu
(2) darteditorのインストール
JDKとDartEditorをダウンロードしてくれば、一応動きます。
しかし、DartEditor経由でDartiumを起動すると、日本語環境では文字化けしてしまいます。
(3) 日本語環境のインストール
ubuntu japaneseのパッケージをインストールします。
http://www.ubuntulinux.jp/japanese
Chromebookのubuntuのバージョンを確認したのち、上記パッケージをいれるだけでOKです。
$ lsb_release -a
Description: Ubuntu 12.0.4 LTS
C720は、Ubuntu12かつamd64でした。
$ sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja
(4) InputMethodの設定
私の場合、Anthyをインストールして、
Keyboard Input MethodにAnthyを設定しました。
ーーー
未解決の問題
この辺はChromebookの仕様なのですが、
キーボードが英語キーボードの配列になっています。
そのため、日本語配列に変更すると、キーが足りません。
プログラミングする際に必要となる、_や|や\を入力できなくなるため、結構困ってしまいます。
入力する場合は、日本語配列と英語配列を切り替えたり、日本語変換するしかないようです。
この辺は、日本で発売されない原因かもしれません。
安くかつLinux系が動くノートPCを探し、Chromebook Acer C720にたどり着き、現在愛用しています。
設定のメモがてら、紹介します。
Chromebookは、amazon.comで購入後、アメリカの転送サービスを使いました。
適当にぐぐれば情報が出てくるはず。
Acer C720 Chromebook (11.6-Inch, Haswell micro-architecture, 2GB)
お値段は$200ですが、為替、送料、転送サービス、関税もろもろで27000~28000円くらいです。
注文してから自宅到着まで2週間程度でした。
ChromebookでDartの開発環境を整える方法は2つあって、
1つはChrome OSをDeveloper Modeで起動して、Linux環境を作成する方法。
2つ目は、Web IDEを使って開発する方法です。
Web IDEで開発しても、実行の方法がないんじゃない?と思うのですが、何か手はありますかね。
私は今のところ、Dartで開発されている、Chrome Apps上で動作するWeb IDE Sparkに期待しています。
https://github.com/dart-lang/spark
※今は動かないですが、活発にコミットされているようです。
Sparkがそこそこ動くようになれば、Chrome OSから起動できるようになり、
Sparkがdart2jsをjs変換したものを搭載することにより、
問題なく開発できるようになるのではないでしょうか。
。。
ということで、Chromebookに別途Linux環境を構築する方法です。
http://www.howtogeek.com/162120/how-to-install-ubuntu-linux-on-your-chromebook-with-crouton/
ざっくり、上記URLのcroutonを使って、
ChromeOSをdeveloper modeで起動し、
xfce4環境を構築してつかっています。
croutonで構築した環境は非常に便利で、
ChromeOSとxfce4環境を並行に立ち上げて、ショートカットで双方を切り替えれます。
それだけだとあれなんで、追加の設定などなど。
(1) keybindingの変更
Chromebookはcapsの位置にSuperkey(SearchKey)を設定していて、押すと検索できるようになっています。
xfce4環境では不要なので、xmodmapで左ctrlとswapしちゃいます。
c720でのやり方は以下を参考にしました。
http://askubuntu.com/questions/279822/chromebook-map-search-key-to-ctrl-ubuntu
(2) darteditorのインストール
JDKとDartEditorをダウンロードしてくれば、一応動きます。
しかし、DartEditor経由でDartiumを起動すると、日本語環境では文字化けしてしまいます。
(3) 日本語環境のインストール
ubuntu japaneseのパッケージをインストールします。
http://www.ubuntulinux.jp/japanese
Chromebookのubuntuのバージョンを確認したのち、上記パッケージをいれるだけでOKです。
$ lsb_release -a
Description: Ubuntu 12.0.4 LTS
C720は、Ubuntu12かつamd64でした。
$ sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja
(4) InputMethodの設定
私の場合、Anthyをインストールして、
Keyboard Input MethodにAnthyを設定しました。
ーーー
未解決の問題
この辺はChromebookの仕様なのですが、
キーボードが英語キーボードの配列になっています。
そのため、日本語配列に変更すると、キーが足りません。
プログラミングする際に必要となる、_や|や\を入力できなくなるため、結構困ってしまいます。
入力する場合は、日本語配列と英語配列を切り替えたり、日本語変換するしかないようです。
この辺は、日本で発売されない原因かもしれません。
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