OSCARコンパイラのParallelizable C
- 2010/05/18
- 21:51
先日のマルチコア最新動向で紹介していたOSCARコンパイラの資料は、
下記の早稲田大学笠原・木村研究室で、いろいろと資料が公開されている。
OSCARコンパイラは、OpenCL C言語とよく似たParallelizableCという
制約付きC言語のサブセットでコーディングを行うと、
自動並列化されやすいらしい。
下記資料が分かりやすい。
資料へのリンク
HPへのリンク
※研究会のリンクの、1.と2.が間違っている。。
Parallelizable C言語は、レベル1とレベル2があるらしい。
はっきり言ってルールが多い。。
レベル1は、OpenCL C言語の制約と非常に似ている。
レベル2からはポインタを使用できるらしく、表現力が大幅に向上する???
レベル2の面白いところは、別名解析の手法とイコールな点だと思う。
別名解析の手段が確立されていないようなコーディング方法は、ルール外として、極力やめてくれという方針。
将来的に解析手法が増えれば、ルールが緩和される可能性があるのかもしれない。
OpenCLにも共通して言えることだが、
こういう並列化フレームワークであったり、自動並列化技術は、
一般のユーザが使用する機会が少ないように思う。
上記の仕組みは、ライブラリを提供する人たちが使って、並列用ライブラリを提供する際に、
使用するだけに留まるのかな???なんてことを考えてしまうことがある。
並列用ライブラリだけで、どこまで問題が解決できるのかは謎であるが。。
下記の早稲田大学笠原・木村研究室で、いろいろと資料が公開されている。
OSCARコンパイラは、OpenCL C言語とよく似たParallelizableCという
制約付きC言語のサブセットでコーディングを行うと、
自動並列化されやすいらしい。
下記資料が分かりやすい。
資料へのリンク
HPへのリンク
※研究会のリンクの、1.と2.が間違っている。。
Parallelizable C言語は、レベル1とレベル2があるらしい。
はっきり言ってルールが多い。。
レベル1は、OpenCL C言語の制約と非常に似ている。
レベル2からはポインタを使用できるらしく、表現力が大幅に向上する???
レベル2の面白いところは、別名解析の手法とイコールな点だと思う。
別名解析の手段が確立されていないようなコーディング方法は、ルール外として、極力やめてくれという方針。
将来的に解析手法が増えれば、ルールが緩和される可能性があるのかもしれない。
OpenCLにも共通して言えることだが、
こういう並列化フレームワークであったり、自動並列化技術は、
一般のユーザが使用する機会が少ないように思う。
上記の仕組みは、ライブラリを提供する人たちが使って、並列用ライブラリを提供する際に、
使用するだけに留まるのかな???なんてことを考えてしまうことがある。
並列用ライブラリだけで、どこまで問題が解決できるのかは謎であるが。。
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- テーマ:プログラミング
- ジャンル:コンピュータ
- カテゴリ:コンパイラ
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